ワイヤーヘアード・ダックスフンド

アナグマ猟のために作られたダックスフンドの剛毛タイプです。テリアの血が入っているぶん活発で大胆、抜け毛は少ない一方で手入れの方法が異なり、腰の管理が一生の課題になります。

ワイヤーヘアード・ダックスフンド · 参考イラスト
参考イラスト
体重
7–14.5 kg
寿命
12–16 年

体重と寿命は犬種ガイドの参考範囲です。性別・系統・個体によって異なり、愛犬の適正体重や寿命を予測するものではありません。性格や世話の負担は、本文と実際の犬の生活歴を合わせて確認してください。

犬種の背景と特徴

ワイヤーヘアード・ダックスフンドは、ドイツでアナグマの巣穴に入って戦うために作られたダックスフンドの三つの被毛タイプのうち、剛毛のものです。スムースにダンディ・ディンモント・テリアやシュナウザー系の血を加えて作られており、その名残が今も性格に出ています。同じ犬種でもワイヤーはより活発で大胆、いたずら好きだと言われます。

あごひげと眉のある顔つきがこのタイプの目印です。

体格とサイズの区分

体重は基準によって幅があります。FCIは胸囲でサイズを分け、スタンダードをおよそ9kg前後と見ます。一方AKCはスタンダードを約7〜14.5kgと記載しており、ここでの数値は両方を含む範囲だと考えてください。

運動と遊び

運動は1日30〜40分を2回で足りますが、何をさせるかのほうがはるかに重要です。この犬種と暮らすことの半分は腰の管理です。椎間板ヘルニアがダックスフンドで際立って多く、階段の上り下り、ソファからの飛び降り、二本足で立ち続ける姿勢がリスクを高めます。

ソファ前のスロープ、首輪ではなくハーネス、そして痩せ気味の体重維持が最も確実な予防です。反対に鼻を使う遊びは思い切りさせてください。暗い穴の中で自分で判断してきた犬なので、ノーズワークの満足度が非常に高い犬種です。

被毛と日常のお手入れ

被毛は硬い上毛と下毛からなり、抜け毛は少なめです。その代わり週1〜2回のブラッシングと、年に2〜3回、死毛を手で抜く作業が必要になります。バリカンで刈ると楽ですが、繰り返すと毛質が柔らかくなり色も褪せます。

遺伝性疾患としては、ミニチュア・ワイヤーヘアードの系統で知られるラフォラ病というてんかんがあり、突然の筋肉のけいれんが繰り返す場合は検査を検討してください。

住環境と世話の計画

日本の住宅ではまずフローリングが問題になります。よく通る動線にマットを敷き、玄関へ走り出す習慣を減らしてください。体格のわりに声が大きく、インターホンへの反応も早いので、集合住宅では早めの吠え対策が近隣関係を楽にします。

犬種の比較

出典

  1. FCI — DACHSHUND (148)

    犬種名・原産地・外見・分類の標準資料。複数のサイズや毛の種類が含まれる場合は該当する区分を確認してください。

    犬種名・資料URLの確認:

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。