ショロイツクィントリ
メキシコの非常に古い犬種で、無毛と有毛があり大きさは3種類。抜け毛はありませんが、その代わりに皮膚と体温の管理が必要になります。
- 体重
- 4.5–25 kg
- 寿命
- 13–18 年
体重と寿命は犬種ガイドの参考範囲です。性別・系統・個体によって異なり、愛犬の適正体重や寿命を予測するものではありません。性格や世話の負担は、本文と実際の犬の生活歴を合わせて確認してください。
犬種の背景と特徴
ショロイツクィントリはアメリカ大陸で最も古い犬種の一つで、名前はアステカの神ショロトルと犬を意味する語に由来するとされます。無毛と有毛の二つのタイプがあり、同じ腹から両方が生まれることもあります。大きさはトイ、ミニチュア、スタンダードの3区分で、5kg前後から20kg台まで幅があるため、迎える前にどの区分かを確認してください。
無毛のタイプで歯が何本か欠けているのは病気ではなく、無毛の形質に伴う犬種特性です。
性格と暮らし方
性格は落ち着いていて、家族には甘えますが見知らぬ人にはまず距離を取って観察します。運動は1日2回30〜40分の散歩でおおむね足り、スタンダードはそこに走る時間や山道を足すと満足します。室内では毛布や人のそばに潜り込んで長時間くっついているタイプなので、留守番の練習は最初から計画的に行ってください。
被毛と日常のお手入れ
毛がないことは手入れが不要という意味ではなく、手入れの中身が変わるという意味です。ブラッシングの代わりに皮膚のケアが入ります。週1回ほど低刺激の製品でやさしく洗い、油分の多いローションを厚く塗ると毛穴が詰まって吹き出物が出るため、軽めに整えます。
思春期の皮膚トラブルはよくありますが多くは一過性です。夏の直射日光では人と同じように日焼けするので日中の散歩を避け、必要なら犬用の日焼け止めや薄手の服を使います。逆に冬は自力で体温を保てないため、室内でも服が必要になることがあります。
迎える前に確認すること
誤解されやすいのはアレルギーです。毛がなければ大丈夫と言われがちですが、人が反応するのは主に唾液やフケに含まれるたんぱく質なので、反応がゼロになるわけではありません。ただし室内に毛が舞わない利点は確かで、日本の集合住宅では掃除の負担が大きく減ります。
住環境と世話の計画
日本では飼育頭数が少なく、この犬種を診た経験のある動物病院を先に探しておくと安心です。冬の保温と夏の紫外線対策という二つの季節課題を用意できるなら、マンション暮らしとの相性は良い犬種です。