フィロデンドロン
危険フィロデンドロンは犬に有毒です。不溶性シュウ酸カルシウムの結晶が口の粘膜を刺し、強い痛みと腫れ、よだれ、嚥下困難を起こし、まれにのどが腫れて呼吸が苦しくなることがあります。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
おやつとして与えないでください
体重別の推奨量がない危険な項目です。食べた場合は量・時刻・製品情報を確認して動物病院に連絡し、自分の判断で吐かせないでください。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 口の中の刺激
- 過剰なよだれ
- 顔の腫れ
- 喉に詰まったようにえずく
- 嘔吐
- 飲み込みにくい
- 食欲不振
- 呼吸困難
- 脱水
この食品について詳しく
ASPCAはフィロデンドロン(ハートリーフ・フィロデンドロン、別名コルダツム、スイートハートプラント)を「犬に有毒」と分類し、有毒成分を「不溶性シュウ酸カルシウム(insoluble calcium oxalates)」としています。症状は「口腔の刺激、口・舌・唇の痛みと腫れ、過剰なよだれ、嘔吐、飲み込みにくさ」です。
作用の仕方が他の中毒とは違います。不溶性シュウ酸カルシウムは吸収されて臓器を壊す毒ではなく、針のような形の結晶が物理的に粘膜を刺す物質です。犬が葉をかんだ瞬間に結晶が唇や舌、歯ぐき、のどに刺さり、すぐに痛みが出ます。そのため多くの犬は一度かんで吐き出します。外から見えるのは、急に前足で口をこする、よだれを大量に流す、えずく、食べたり飲んだりを嫌がる、唇や舌が腫れるといった様子です。たいていは数時間から一日で落ち着きます。
それでも軽く扱えないのは気道のためです。Pet Poison Helplineは、まれにのどが腫れて呼吸困難になることがあると警告しています。口の中が腫れるのと、喉頭の周りが腫れるのとでは結果が違います。呼吸音が荒い、首を伸ばして呼吸する、歯ぐきが青みがかるといった様子があれば、ただちに救急です。また痛みで水が飲めない状態が続けば脱水になります。子犬や短頭種はもともと気道が狭く不利です。
今すべきことは、残った葉を片づけ、口をすすがせることです。無理に口をこじ開けず、冷たい水や少量の牛乳、無糖のプレーンヨーグルトをなめさせると刺激をやわらげる助けになります。そのうえでかかりつけの動物病院に連絡してください。呼吸の様子がおかしい、よだれが止まらない、腫れが引かない、数時間水が飲めていないという場合はすぐに受診してください。家庭で無理に吐かせないでください。結晶が食道と口をもう一度通り、刺激を繰り返すだけです。鎮痛、抗炎症、気道の管理、点滴は獣医師が判断する処置です。
よくある質問
- 葉をかんだあと口をこすってよだれを流しています
- 不溶性シュウ酸カルシウムの結晶が口の粘膜に刺さった典型的な反応です。残った葉を片づけ、冷たい水や少量のプレーンヨーグルト・牛乳をなめさせてから動物病院に連絡してください。無理に口をこじ開けて拭かないでください。
- 時間がたてば自然に治りますか
- 多くは数時間から一日で落ち着きます。ただし水が飲めない状態が続くと脱水になり、Pet Poison Helplineはまれにのどが腫れて呼吸困難になると指摘しています。呼吸音が荒い、歯ぐきが青いという場合はすぐ救急へ。
- ポトスやモンステラ、スパティフィラムも同じですか
- 同じサトイモ科で同じ不溶性シュウ酸カルシウムを含むため、同じ危険として扱ってください。これらの観葉植物は犬の届かない高さに置き、落ちた葉や剪定した葉はすぐ片づけてください。