ココアパウダー

危険

家庭にあるチョコレート製品の中でメチルキサンチン濃度が最も高く28.5mg/g、ミルクチョコの約12倍です。体重10kgの犬は大さじ1杯ほどの7gで中毒域に入ります。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

ココアパウダー · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

おやつとして与えないでください

体重別の推奨量がない危険な項目です。食べた場合は量・時刻・製品情報を確認して動物病院に連絡し、自分の判断で吐かせないでください。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 頻脈
  • 不整脈
  • 震え
  • 体温の異常な上昇
  • けいれん発作

この食品について詳しく

ココアパウダーのメチルキサンチン含有量は1gあたり28.5mg(1オンスあたり807mg)で、ミルクチョコレートの約12倍。家庭にあるチョコレート製品の中で最も危険です。同系統では製菓用チョコレート(ベーキングチョコ)が15.5mg/g、園芸用マルチング材として使われるカカオハスク(カカオ豆の殻)が9mg/gで、マルチング材は犬が実際に拾い食いする中毒経路として知られています。 危険量の基準は他のチョコレートと同じで、体重1kgあたり20mgで嘔吐・下痢、40〜50mgで頻脈や不整脈、60mg以上で振戦・高体温・発作が出ます。違うのは濃度です。体重10kgの犬なら20mg/kg=メチルキサンチン200mgで、ココアパウダーに換算するとわずか7g、計量スプーンの大さじ1杯ほどです。21gで60mg/kg、つまり発作域に入ります。板チョコなら2枚必要な量が、ここでは調理台にこぼれた粉をなめただけで受診対象になります。 無糖の純ココア(ピュアココア)は特に濃度が高く、砂糖や乳成分を加えた「調整ココア」「ミルクココア」より危険です。バレンタインや製菓シーズンに材料を出したまま犬を台所に残さないでください。 症状は食べた直後ではなく6〜12時間かけて現れるため、最初に元気でも安心はできません。量がはっきりしなくても、すぐにかかりつけの動物病院、夜間なら夜間救急動物病院に連絡してください。犬の体重、製品の種類(ココアパウダーか製菓用チョコかマルチング材か)、推定摂取量、食べた時刻を伝え、残りのパッケージを持参すると獣医師がmg/kgをその場で計算できます。家庭で吐かせようとしないでください。催吐の判断は摂取量・経過時間・状態を見て獣医師が行うもので、誤ると誤嚥性肺炎を招きます。

よくある質問

ココアパウダーを少しなめただけでも危険ですか?
濃度が非常に高いため少量でも問題になります。10kgの犬で7g、大さじ1杯ほどが最初の症状域です。小型犬はさらに少量で達するので、すぐに動物病院へ連絡してください。
純ココアと調整ココアで違いはありますか?
無糖の純ココアはカカオ分が高く、メチルキサンチン濃度も28.5mg/gと最も高くなります。調整ココアは薄まりますが安全ではなく、体重あたりの摂取量で判断が必要です。
製菓用チョコレートとどちらが危険ですか?
ココアパウダーが28.5mg/g、製菓用チョコレートが15.5mg/gで、同じ重さならココアパウダーの方が危険です。どちらもミルクチョコレート(2.3mg/g)より大幅に高濃度です。

出典

  1. Merck Veterinary Manual

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。