あじさい(紫陽花)
注意アジサイは青酸配糖体を含みますが、ASPCAはシアン中毒はまれで、多くは消化器症状として現れると記しています。それでも量が多ければ嘔吐と下痢が続くため注意が必要です。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 嘔吐
- 下痢
- 元気や反応が乏しくなる
- 食欲不振
- 元気がなく、ぐったりする
- 脱水
この食品について詳しく
アジサイの有毒成分は青酸配糖体(シアン配糖体)です。名前だけ聞くと身構えますが、ASPCAの記載はもっと落ち着いています。ASPCAはアジサイを「犬に有毒」と分類したうえで、症状を「嘔吐、沈うつ、下痢。シアン中毒はまれで、通常は消化器の不調として現れることが多い」と記しています。理論上の危険と、実際に犬に起きることが違う植物です。
実際に起きることはこうです。犬が葉や花、つぼみをかんで飲み込むと、数時間以内に吐いたり軟便や下痢になったりします。食欲が落ち、いつもより元気がないように見えることもあります。多くは一、二日で回復します。ただし量が多いと嘔吐と下痢が繰り返して脱水につながり、体が小さいほどその線を早く越えます。新芽やつぼみのほうが配糖体を多く含むとされ、開花期の株はより注意が必要です。
日本ではアジサイは六月から七月の庭や公園、寺社の参道、そして鉢植えとして非常に身近です。贈答用の鉢には肥料や、花色を青くするためのアルミニウム資材、土壌改良材が入っていることがあり、葉だけでなく土まで食べた場合はそちらも一緒に確認する必要があります。ドライフラワーやリースのアジサイも同じ植物で、例外ではありません。
今すべきことは、残った植物を片づけ、何をどれだけ、いつ食べたかを整理して動物病院に連絡することです。葉を数枚かんだ程度で普段と変わりなければ、水を飲めるようにして様子を見てもかまいません。ただし嘔吐が二回以上繰り返す、便に血が混じる、ぐったりして水も飲めない、歯ぐきの色が白っぽい、鉢の土や肥料まで食べた、という場合は待たずに連絡してください。家庭で無理に吐かせないでください。催吐処置とその後の対応は獣医師が判断します。
よくある質問
- 青酸配糖体と聞きました。シアン中毒になりますか
- その可能性は低いです。ASPCAはアジサイによるシアン中毒はまれで、通常は消化器の不調として現れると記しています。現実的には嘔吐と下痢が中心なので、繰り返す場合やぐったりする場合に動物病院へ連絡してください。
- どのくらい食べたら受診が必要ですか
- 決まった基準量はありません。葉数枚で普段どおりなら様子見でもかまいませんが、株を荒らした、嘔吐や下痢を繰り返す、元気がないという場合は今すぐ連絡してください。鉢の土や肥料も食べた場合は量にかかわらず相談が必要です。
- ドライフラワーのアジサイも危険ですか
- 同じ植物なので安全とは言えません。乾かしても成分はなくならず、乾いた花や茎は砕けて飲み込みやすい形になります。リースやアレンジは犬の届かない場所に置いてください。