豚足(族発/チョッパル)

注意

豚足の煮込みは、脂肪・塩分・にんにく醤油のたれ・加熱した骨が一皿にそろった食べものです。骨や皮を飲み込んだ場合は無理に吐かせず、すぐに動物病院に連絡してください。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

豚足(族発/チョッパル) · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

あげる前に注意点を確認

調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 食欲不振
  • 元気がなく、ぐったりする
  • 下痢
  • 背中を丸める・前半身を低くしてお尻を上げる姿勢
  • 消化管穿孔
  • 腸閉塞
  • 歯の破折
  • 歯ぐきなどの粘膜が白っぽくなる

この食品について詳しく

チョッパル(豚足の醤油煮込み)は、しょうゆ、にんにく、しょうが、長ねぎ、玉ねぎを入れた煮汁で豚足を長時間煮たものです。日本の食卓なら、豚足の煮込みや角煮、骨付き肉の残りに置き換えて考えてください。危険が四つ重なります。 一つめは脂肪です。コラーゲンと呼ばれる皮の下には厚い脂肪の層があります。Merck獣医マニュアルは脂の多い食事や拾い食い(食事の不摂生)を犬の急性膵炎の一般的な危険因子とし、VCAは膵炎の症状として吐き気、嘔吐、発熱、元気消失、腹痛、下痢、食欲低下を挙げ、前脚を下げて腰を上げる「祈りのポーズ」を特徴的な姿勢としています。重い出血性膵炎では2〜4日の入院が必要になることもあり、回復期は1,000kcalあたり脂肪20g未満の低脂肪食を用います。 二つめは加熱した骨です。コーネル大学獣医学部はFDAの骨のおやつに関する警告を解説し、どんな種類の骨も、鹿の角も、蹄も与えないよう勧め、噛ませるものは爪で押して跡がつく程度の柔らかさであるべきだとしています。加熱した骨は鋭く割れ、歯の破折、食道や腸の閉塞、消化管穿孔を起こします。 三つめは味付けです。Merckによれば、にんにくと玉ねぎは犬の赤血球を酸化障害して溶血性貧血を起こし、溶血は通常3〜5日後に現れます。この時間差のせいで「何ともなかった」と思い込みやすいのが危険です。 四つめは塩分です。しょうゆの煮汁が身にしみ込んでおり、Merckでは犬の食塩中毒は体重1kgあたり2〜3gから症状が出るとされています。 骨や皮を飲み込んだ場合、絶対に吐かせないでください。鋭いかけらが食道を逆に通ることで傷が大きくなります。水やごはんを無理に飲ませて押し流そうとするのもやめてください。食べた時刻と量、骨を含むかどうかを控えて動物病院に連絡し、12〜48時間以内に嘔吐を繰り返す、おなかを触られるのを嫌がる、祈りのポーズをとるといった様子があれば救急として扱ってください。

よくある質問

身だけほぐして与えるのはどうですか
すすめません。身にもしょうゆとにんにくの味がしみ込み、脂肪も多く含まれます。豚肉を与えるなら、味付けをせずにゆでて脂を落とした赤身を少量にしてください。
骨をかじっていました。どうすればよいですか
すぐに取り上げて動物病院に連絡してください。加熱した骨は鋭く割れ、歯の破折や消化管穿孔を起こします。家庭で吐かせると鋭いかけらが食道を再び通り、かえって危険です。
昨日食べて今日から吐いています
脂肪の多い食事のあと12〜48時間で嘔吐を繰り返し、腹痛や祈りのポーズが出るのは急性膵炎を疑うサインです。家で絶食させて様子を見ず、今日中に受診してください。

出典

  1. Merck Veterinary Manual
  2. VCA Animal Hospitals
  3. Cornell University College of Veterinary Medicine (FDA bone treat warning)
  4. Merck Veterinary Manual
  5. Merck Veterinary Manual

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。