おでん・練り物
注意練り物は魚のすり身に塩・砂糖・でんぷん・調味料を混ぜて揚げたり蒸したりした加工食品で、犬に向きません。より急を要するのは、串の飲み込みと、しょうゆやにんにくで味を付けた汁です。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 消化管穿孔
- 消化管閉塞
- 嘔吐
- 下痢
- 水を多く飲む
- 尿量が増える
- 震え
- 膵炎
- 腹痛
- かゆみ
この食品について詳しく
ちくわ、さつま揚げ、はんぺん、韓国のオデンといった練り物は、魚から作られているので大丈夫だと思われがちです。しかし犬にとっては魚ではなく加工食品です。すり身に塩、砂糖、小麦やじゃがいものでんぷん、調味料を混ぜて練り、揚げるか蒸して作るからです。魚の良いところはほとんど残りません。
最初に注意すべきは塩分ではなく串です。おでんの串やコンビニのおでん、屋台の練り物は木の串に刺さって出てきます。魚のにおいがしみた木の串は犬にとって非常に魅力的で、丸のみすると消化されないまま、とがった先端が食道や腸を突き刺します。消化管穿孔は緊急手術の対象です。食べ終えた串は必ずふた付きのごみ箱に捨ててください。
二つ目は汁です。おでんのつゆはだしにしょうゆ、塩、みりんを合わせ、韓国のオデン湯ではさらににんにくと長ねぎが入ります。ねぎ類は犬の赤血球を酸化させて溶血性貧血を起こす有毒食品です。つゆをごはんにかけたり、器をなめさせたりするのは、塩辛いものを与えたという以上の意味を持ちます。
三つ目が塩分と脂質です。Merck獣医マニュアルは、犬では塩化ナトリウム2~3g/kgで中毒症状が現れ、およそ4g/kgが致死量だと記載しています。練り物を一つ食べただけでこの域に届くことはまれです。本当の問題は「ひと口だけ」を毎日続ける習慣と、揚げ油が加える脂質です。高脂肪の食事は膵炎の引き金になり得ます。
四つ目はアレルゲンです。練り物には小麦や大豆が使われることが多く、これらに反応する犬ではかゆみや消化器症状が出ます。
少量食べてしまった場合は、新鮮な水をいつでも飲めるようにして様子を見てください。水をやたらに飲んで排尿が増える、嘔吐や下痢を繰り返す、震える、ふらつくといった様子があれば、すぐに動物病院へ連絡してください。串を飲み込んだ疑いがある場合や、にんにく入りのつゆを飲んだ場合は、症状がなくても今すぐ連絡が必要です。家庭で無理に吐かせないでください。
よくある質問
- ちくわを一切れくらいなら大丈夫ですか
- 一度の少量なら大きな問題なく済むことが多いです。ただし塩、砂糖、揚げ油を含む加工食品なので、おやつとして選ぶ理由はありません。魚を与えたいときは、骨を取って味付けせずに加熱した白身魚にしてください。
- おでんの串を飲み込んだかもしれません
- 今すぐ動物病院へ連絡してください。木の串は消化されず、先端がとがっているため食道や腸を突き刺すことがあります。飲み込んだ時刻と串の長さを伝え、無理に吐かせたり口に手を入れたりしないでください。
- おでんのつゆをなめてしまいました
- つゆにはしょうゆと塩のほか、にんにくや長ねぎが入っていることがあります。ねぎ類は犬に有毒です。量と時刻を控えて動物病院に連絡し、歯ぐきが白い、元気がない、尿が赤いといった変化が数日以内に出ないか確認してください。