ピーナッツ(落花生)

注意

ピーナッツ自体に犬を中毒させる成分はありませんが、塩分と脂質、そして殻が問題になります。米国ケネルクラブは、素焼きか生の無塩のものを殻を外して数粒だけ、毎日は与えないよう案内しています。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

ピーナッツ(落花生) · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

あげる前に注意点を確認

調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 食欲不振
  • 元気がなく、ぐったりする
  • 喉に詰まって息ができない
  • 腸閉塞
  • 膵炎

この食品について詳しく

ピーナッツは木の実ではなくマメ科の作物です。そのため、マカダミアナッツのように犬に神経症状を起こす成分は含まれておらず、米国ケネルクラブ(AKC)も条件付きで与えてよいとしています。その条件が何かが、この項目のすべてです。AKCが安全としているのは、素焼きまたは生の、塩をふっていない、殻をむいたピーナッツです。量は数粒で、毎日のおやつにはしないよう勧めています。 一つ目の問題は塩分です。市販のピーナッツはほとんどが有塩で、AKCは有塩のピーナッツには犬に必要な量を超えるナトリウムが含まれ、多量に食べると害になり得ると明記しています。バターピーナッツ、ハニーロースト、味付きのものは砂糖や香辛料も加わるため対象外です。日本の家庭で多いのは柿ピーで、こちらは唐辛子としょうゆの味付けが加わるので与えないでください。 二つ目は脂質です。ピーナッツは脂質が多く、一度にたくさん食べると嘔吐や下痢を起こし、習慣的または大量に食べると膵炎につながることがあります。膵炎はたいてい食後24〜72時間で現れます。食事を拒み、嘔吐を繰り返し、前足を伏せてお尻を上げる「祈りのポーズ」をとり、おなかを触られるのを嫌がります。この組み合わせが見えたらすぐに受診してください。 三つ目は殻です。殻付きの落花生は繊維質のかたまりで消化されず、とくに小型犬でのどに詰まったり腸で詰まったりします。えずくのに何も出てこない、よだれを流して飲み込めないといった様子は緊急です。節分に落花生をまく地域では、拾い食いに注意してください。 四つ目は保管です。ピーナッツはアスペルギルス属のカビが生えやすく、このカビはアフラトキシンを作ります。湿気た豆や古い豆、苦味のある豆は犬に与えないでください。まれですが犬にもナッツのアレルギーがあり、初めて与えた後に顔が腫れる、じんましんが出る、激しくかくといった様子があれば中止して相談してください。 今の対応をまとめます。無塩のピーナッツを数粒食べた中型犬以上なら、12〜24時間ほど嘔吐・下痢・食欲を観察すれば足りることが多いです。味付きの袋を丸ごと食べた、殻ごと飲み込んだ、体重の軽い犬が大量に食べた場合は、今すぐかかりつけの動物病院か夜間救急動物病院に電話してください。家庭で無理に吐かせないでください。殻のような詰まりやすいものは吐かせる途中で食道に引っかかることがあり、処置の判断は獣医師が行います。なお、キシリトールを含まないピーナッツバターは別の項目で、原材料表示さえ確認すればおやつとして使えます。

よくある質問

落ちていたピーナッツを数粒食べました
無塩のものを数粒なら、中型犬以上では大きな問題にならないことが多いです。12〜24時間、嘔吐や下痢、食欲を観察してください。殻ごと飲み込んだ場合や小型犬の場合は、えずきやよだれに注意し、異常があれば連絡してください。
柿ピーやバターピーナッツはどうですか
与えないでください。塩分に加えて、柿ピーには唐辛子としょうゆの味付けが、バターピーナッツやハニーローストには油脂と砂糖が加わります。与えるなら素焼きか生の無塩を殻なしで数粒までにしてください。
殻ごと食べてしまいましたが大丈夫ですか
殻は消化されず、小型犬ではのどや腸で詰まる原因になります。えずいて何も出ない、よだれが多い、食欲がない、便が出ないといった様子があれば閉塞を疑い、様子を見ずに動物病院へ連絡してください。

出典

  1. American Kennel Club
  2. American Kennel Club — 견과류 일반 (지방·질식·췌장염)
  3. ASPCA Animal Poison Control Center

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。