大根

安全

大根は適量であれば犬に安全な野菜です。よく洗って皮をむき、小さく切って与えてください。葉の部分は胃腸炎の原因になることがあり、漬物やおでん、味噌汁の大根は塩分と調味料のため与えないでください。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

大根 · 参考イラスト
参考イラスト

うちの子には、どうあげる?

栄養情報

可食部100gあたり

16 kcal

計算に使った食品の状態生のラディッシュ基準、品種により異なる

たんぱく質
0.7 g
食物繊維
1.6 g
脂肪
0.1 g
水分
95.3 g

USDA FoodData Central · SR Legacy ↗ · 2026-09-07

知っておきたい栄養のポイント

  • 水分を含むおやつ

栄養の基本はバランスの取れた主食です。おやつで栄養を補正したり、病気を治療したりする必要はありません。

腎臓の健康

リン 20 mg · カリウム 233 mg / 100 g

腎臓病では食事全体のリン・カリウム・たんぱく質の調整が必要な場合があります。この数値だけで判断せず、処方食と合わせて獣医師に確認してください。

Merck Veterinary Manual ↗

心臓の健康

ナトリウム 39 mg / 100 g

心臓病では食事全体のナトリウム管理が重要です。ここにある数値は記載した調理状態のもので、塩・ソースを加えた食品や加工品には使えません。

Tufts HeartSmart ↗

関節・体重管理

高カロリーなおやつの一部と置き換えることで、カロリー管理に活用できます。適正体重は関節のケアに役立ちますが、この食品自体が関節を治療するわけではありません。

UC Davis ↗

体重別のおやつ量の目安

選んだカロリー枠をグラムに換算した値で、推奨する食事量や食べ切る目標ではありません。最初は小さなひとかけから始め、便の状態を確認しましょう。

計算に使った食品の状態: 生のラディッシュ基準、品種により異なる

選んだ枠に換算した参考上限

87.5 g以下

この食品に使えるカロリー: 14 kcal

健康な成犬2〜45kgのWSAVAおやつ熱量表を使用し、表の間の体重は補間した例です。

果物・ガム・ごほうびをすべて合計して一日のカロリーの10%以内に。他のおやつを食べた分は差し引きます。

体重別の例:一日のカロリーの5%、他のおやつなし
体重カロリーから見た参考上限
2 kg43.7 g以下
5 kg87.5 g以下
10 kg146.8 g以下
20 kg246.8 g以下

下ごしらえとあげ方

  1. 洗って硬い筋・へた・食べられない部分を取り除き、小さく薄く切ります。
  2. 塩・油・砂糖・ソース・玉ねぎ・にんにくを加えません。食べる部分だけをキッチンスケールで量ります。
  3. すべてのおやつを合算し、食べる間は見守りましょう。少量から始め、嘔吐・下痢などがあれば中止します。

栄養・給餌の参考資料: WSAVA · USDA

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • おなら・ガスの増加
  • 軟便
  • 嘔吐
  • 喉に詰まって息ができない

この食品について詳しく

大根は適量であれば犬が食べても安全な野菜です。米国ケネルクラブ(AKC)も、適量であればダイコン類は犬に安全としています。食物繊維とカルシウム、ビタミンC、カリウムを含み、しかも低カロリーなので、フードのトッピングやしつけのごほうびに使いやすい野菜です。白い大根は赤いラディッシュより辛みが穏やかで、犬も受け入れやすい傾向があります。逆に、あの独特の辛みを嫌ってまったく口にしない犬も少なくありません。嫌がるなら無理に与える必要はありません。 下ごしらえは三つです。まずよく洗って皮をむきます。次に小さく切ります。AKCは、大きなかたまりや丸ごとの大根はのどに詰まる危険があると注意しています。小型犬や丸のみ癖のある犬では特に気をつけてください。そして葉は与えないでください。AKCは大根の葉が胃腸炎の原因になり得ると明記しています。また、野生の(栽培品種でない)ダイコン類は畑の大根とは別の植物で犬に安全ではないため、散歩中に道端の草をかじらせないようにしてください。 日本の家庭で大根が犬の口に入る経路は、ほとんどが調理済みのおかずです。おでん、ぶり大根、味噌汁、煮物、大根の漬物、大根おろしを添えた料理には、しょうゆ、塩、みりん、だし、にんにくやねぎ類が使われています。ASPCAは玉ねぎ・にんにく・ねぎ類を胃腸を刺激し赤血球を壊す食品として、過剰な塩分を多飲多尿につながる危険として挙げています。煮汁をごはんにかけて与えるのがもっともよくある間違いです。犬に与えるなら、味付けをしない湯でゆでたものか、生のまま洗って刻んだものにしてください。柔らかくゆでた大根は歯の弱いシニア犬にも食べやすくなります。 量はおやつ全体で一日の必要エネルギーの10%以内に収めます。食物繊維が多いため、一度に多く食べるとガスがたまり便がゆるくなります。その程度なら量を減らせば落ち着きます。ただし大きなかたまりを飲み込んだ後にえずく、数時間後に嘔吐を繰り返しておなかを痛がり便が出ない、といった場合は閉塞を疑ってすぐ動物病院に連絡してください。味付けされた大根料理をまとまった量食べた場合も、様子を見ずに電話してください。家庭で無理に吐かせないでください。

よくある質問

おでんの大根を食べてしまいました
大根そのものは無害ですが、おでんの大根はだしとしょうゆ、塩分をたっぷり吸っています。練り物と一緒に煮込まれていることも多く、塩分の負担が大きい食品です。量が多い場合や、嘔吐・下痢・多飲が続く場合はかかりつけの動物病院に連絡してください。
大根の葉も与えてよいですか
与えないでください。AKCは大根の葉が胃腸炎の原因になり得るとしています。皮をむいた根の部分だけを小さく切って与え、葉は取り除いてください。すでに食べて嘔吐や下痢が続く場合は動物病院で確認してください。
生の大根おろしなら与えてもよいですか
味付けをしていない大根おろしそのものは少量なら問題ありません。ただし、しょうゆやポン酢をかけたものは塩分が高く適しません。また辛みを嫌う犬も多いので、無理に与えず、ゆでて柔らかくしたもののほうが受け入れられやすいです。

出典

  1. American Kennel Club
  2. ASPCA Animal Poison Control — 양파·마늘·소금 등 피해야 할 사람 음식
  3. USDA FoodData Central · SR Legacy

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。