唐辛子

注意

唐辛子は犬に与えてはいけない食材です。カプサイシンが口や消化管の粘膜を刺激し、よだれ、えずき、嘔吐、下痢、強い口渇を起こします。命に関わる毒ではありませんが、犬が辛みを楽しむことはありません。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

唐辛子 · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

あげる前に注意点を確認

調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 過剰なよだれ
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 水を多く飲む
  • 喉に詰まったようにえずく
  • えずく

この食品について詳しく

唐辛子の辛みの正体はカプサイシンです。人も犬も、この物質を「味」ではなく「痛みと熱」として感じます。舌や口の中、食道、胃腸の粘膜にある痛覚受容体を直接刺激するからです。人はその刺激を楽しむよう学習できますが、犬にはそれがありません。米国ケネルクラブ(AKC)も、パプリカは問題なくてもハラペーニョや鷹の爪のような辛い品種は絶対に与えないよう明記しています。Pet Poison Helplineは唐辛子をナス科の作物として分類し、ごく少量であれば軽い吐き気で済むことが多いとしています。 症状は早く出ます。多くは数分から1時間以内に、よだれを大量に垂らす、前足で口をこする、床に顔をこすりつける、えずくといった様子が現れ、続いて嘔吐と下痢、そして水をがぶがぶ飲む強い口渇が起こります。ほとんどは12~24時間以内に落ち着きます。問題になるのは量が多かったとき、小型犬や子犬のとき、そして唐辛子そのものではなく唐辛子入りの料理を食べたときです。 日本の食卓で犬が実際に口にするのは、生の唐辛子より一味・七味、ラー油、キムチ、麻婆豆腐、豆板醤を使った料理です。これらには唐辛子と一緒に塩分、にんにく、ねぎ類が入っています。にんにくとねぎ類は犬の赤血球を壊す有毒な食材で、塩分も過剰になれば危険です。つまり辛い料理を食べてしまったときは、カプサイシンよりも一緒に入っていた材料のほうが大きな問題になることが少なくありません。乾燥した鷹の爪を丸ごと飲み込んだ場合は、食道や腸に詰まる異物事故も考える必要があります。 いま行うことは次のとおりです。新鮮な水をいつでも飲めるように十分置き、無理に飲ませないでください。牛乳で口の中を洗うとよいという話が広まっていますが、犬は乳糖をうまく分解できず下痢を悪化させることがあるためおすすめしません。また、家庭で無理に吐かせないでください。カプサイシンは戻る途中で食道をもう一度傷めます。にんにくやねぎ類が入った辛い料理をまとまった量食べた場合、嘔吐を繰り返す場合、ぐったりしておなかを痛がる場合、乾燥唐辛子を丸ごと飲み込んだ場合は、食べた量と時刻を控えて、かかりつけの動物病院か夜間救急動物病院に連絡してください。

よくある質問

キムチを少しなめてしまいました
辛みそのものは数時間で落ち着くことが多いのですが、キムチにはにんにく、ねぎ類、塩分、魚介の塩辛が入っています。にんにくとねぎ類は犬に有毒なので、なめた程度を超える量であれば、食べた量と時刻を控えて動物病院に相談してください。
乾燥した鷹の爪を丸ごと飲み込みました
この場合は辛みより異物として詰まることを心配してください。乾燥唐辛子はかさがあり消化されにくく、食道や腸に留まることがあります。えずきを繰り返す、よだれが止まらない、飲み込みづらそうにするといった様子があればすぐに動物病院へ連絡してください。
辛いものを食べた後、牛乳を飲ませてもよいですか
おすすめしません。犬は乳糖分解酵素が少なく、牛乳が下痢を悪化させることがあります。すでに胃腸が刺激を受けている状態ではなおさらです。きれいな水を自由に飲めるようにしておくのがもっとも安全です。

出典

  1. American Kennel Club (Dr. Carly Fox) — 매운 고추 품종 급여 금지
  2. Pet Poison Helpline — 가짓과(nightshade) 작물

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。