ロブスター
注意殻を外し、バターや塩を使わずに加熱したロブスターの身なら一口二口は問題ありません。問題は、食卓に出るときはたいていバター焼きであること、そして殻とハサミです。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 喉に詰まったようにえずく
- 腸閉塞
- 消化管穿孔
- 背中を丸める・前半身を低くしてお尻を上げる姿勢
- かゆみ
- じんましん
- 顔の腫れ
この食品について詳しく
ロブスターはかにやえびと同じ甲殻類なので、扱い方も同じです。AKCはえびについて、必ず加熱し、殻・尾・頭・脚を完全に取り除いてから与えるよう案内しています。殻は窒息と閉塞の原因になり、とくに小型犬で危険だからです。加熱していない甲殻類には病原体がいる可能性があり、衣をつけて揚げたものは不要な脂肪になるとも述べています。量については、一つか二つで多くの犬には十分だとしています。
PetMDの獣医師監修の記事は、かにの身についてナトリウム、コレステロール、ヨウ素が多く量が増えると犬には問題になると指摘しています。ロブスターも同じ甲殻類ですから、同じように慎重に扱うのが安全です。
実際の事故は調理法から起こります。ロブスターはバター焼き、ガーリックバター、チーズ焼き、マヨネーズであえたロブスターロール、玉ねぎと生クリームのビスクとして出てきます。Merckは脂の多い食事や拾い食い(食事の不摂生)を犬の急性膵炎の一般的な危険因子とし、にんにくと玉ねぎは赤血球を酸化障害して通常3〜5日後に溶血性貧血として現れます。塩ゆでにした場合も身に塩分がしみ込んでおり、Merckでは犬の食塩中毒は体重1kgあたり2〜3gから症状が出るとされています。
与えられる形は一つだけです。塩もバターも使わずに蒸すかゆでて、殻とみそ(中腸腺)を完全に取り除いた身を、細かく刻んで一口二口です。おやつ全体は一日のエネルギーの10%以内に収めてください。
殻やハサミを飲み込んだ場合は無理に吐かせないでください。鋭いかけらが食道を逆に通ると傷が大きくなります。空えずき、よだれ、繰り返す嘔吐、腹痛、便が出ないといった様子は閉塞のサインなので、すぐに動物病院に連絡してください。バター焼きをまとまった量食べた場合は、12〜48時間以内に嘔吐や腹痛、前脚を下げて腰を上げる姿勢が出ないか確認し、出たら救急として扱ってください。
よくある質問
- バター焼きを一口あげてもいいですか
- すすめません。バターとにんにく、塩が一緒に入り、脂肪の多い食べものは急性膵炎の引き金になります。与えるなら味付けなしで蒸し、身を細かく切って一口二口にしてください。
- 殻をかじってしまいました
- すぐに動物病院へ連絡し、家庭で吐かせないでください。鋭いかけらが食道を再び通ると傷が大きくなります。空えずきや繰り返す嘔吐、便が出ない状態は閉塞のサインです。
- みそ(中腸腺)は与えてもよいですか
- 避けてください。みそは身ではなく中腸腺で、汚染物質が集まりやすい部位です。与えるなら味付けをしていない尾やハサミの身を少量にしてください。