たばこ
危険たばこは犬に有毒です。ニコチンは作用が速く安全域が狭いため少量でも問題になり、最初は興奮し、その後ぐったりしてふらつき、重症では麻痺や死に至ることがあります。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
おやつとして与えないでください
体重別の推奨量がない危険な項目です。食べた場合は量・時刻・製品情報を確認して動物病院に連絡し、自分の判断で吐かせないでください。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 過剰なよだれ
- 嘔吐
- 過度に興奮しやすくなる
- 元気や反応が乏しくなる
- ふらつき・運動失調
- 震え
- 頻脈
- 呼吸困難
- 脱力
- けいれん発作
- 麻痺
- 倒れる
この食品について詳しく
たばこが危険なのはニコチンのためです。ASPCAはたばこ(Nicotiana)の有毒成分をニコチンと明記し、症状を「はじめに過興奮、続いて沈うつ、嘔吐、運動失調、麻痺、死亡の可能性」という順で挙げています。Pet Poison Helplineはニコチンを「作用が速く、動物にとって安全域が狭い毒物」と表現しています。安全域が狭いとは、何も起きない量と危険な量の差が小さいという意味です。
家庭で事故が起きる場所はだいたい決まっています。灰皿にたまった吸い殻、床に落ちた1本、バッグの中の箱、そして散歩中に拾い食いする吸い殻です。吸い殻にもニコチンは残っています。特に危険なのは吸い殻を入れた水です。ニコチンは水によく溶けるため、空き缶や紙コップに残った液体は、そのまま飲める形のニコチンになっています。かみたばこ、ニコチンガム、禁煙パッチ、ニコチンパウチも同じ危険群です。
症状は早く出ます。ニコチンは吸収が速いので、食べてまもなくよだれと嘔吐が見られることが多いです。その後、落ち着きがなく興奮した様子を示し、次に一転してぐったりし、歩き方がふらつきます。心拍や呼吸が乱れ、振戦や発作が起きることもあり、重症では筋肉の力が抜けて立てなくなります。「興奮のあと急に静かになる」というこの二段階の変化は、回復のサインではなく進行のサインと考えてください。
今すべきことは、残ったたばこと包装を持って、すぐにかかりつけの動物病院、夜間なら救急動物病院に連絡することです。何本か、フィルターだけか丸ごとか、吸い殻の水を飲んだか、何時ごろかを整理して伝えてください。銘柄によってニコチン量が違うため、現物を見せるのが最も正確です。家庭で塩やオキシドールを使って無理に吐かせるのは絶対にやめてください。すでにぐったりしている、震えているという状態では誤嚥の危険があります。催吐処置、活性炭の投与、点滴、心臓と呼吸の監視は獣医師が判断して行う処置です。
よくある質問
- 散歩中に吸い殻を拾い食いしました
- フィルターにも喫煙時のニコチンが残っているため安全とは言えず、フィルター自体が小型犬では異物になることもあります。何個をいつ食べたか控えて動物病院に連絡し、よだれ・嘔吐・ふらつきがあればすぐ受診してください。
- 灰皿代わりの缶の水をなめてしまいました
- むしろ心配すべき状況です。ニコチンは水によく溶けるので吸い殻の入った水にはニコチンが溶け出しており、液体は一気に飲み込めてしまいます。量が分からなくても今すぐ動物病院に連絡してください。
- 吐いたあと静かに寝ています。もう大丈夫ですか
- ニコチン中毒は過興奮のあとに沈うつが来る順で進みます。静かになったのは回復ではなく次の段階かもしれません。おとなしくなったことを理由に自宅で様子を見ず、動物病院に連絡してください。