ブルーチーズ

注意

ブルーチーズは犬に与えないでください。チーズの中でも脂肪と塩分が特に高く膵炎の危険があり、青カビがつくる振戦毒素はふるえやけいれんを起こすことがあります。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

ブルーチーズ · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

あげる前に注意点を確認

調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • よだれ
  • ふらつき・運動失調
  • 震え
  • けいれん発作
  • 体温の異常な上昇
  • 腹痛
  • 膵炎

この食品について詳しく

ブルーチーズは、カビを意図的に生やしてつくるチーズです。ゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトンはいずれもペニシリウム・ロックフォルティという青カビで熟成させ、このカビはロックフォルチンCという振戦毒素も同時につくります。Merck獣医マニュアルは、ペニシリウム属のカビが乳製品を含む食品や生ごみ・堆肥で増殖してペニトレムAやロックフォルチンCを産生し、それを食べた犬に嘔吐、よだれ、まぶたのけいれん、高体温、ふらつき、筋肉のぴくつき、全身のふるえ、けいれん発作が現れると記載しています。発症は通常1~2時間以内で、治療をしても数日から数週間続くことがあります。 ただし、正確に押さえておくべき点があります。実際に報告されている犬の振戦毒素中毒の多くは、カビの生えた生ごみや堆肥、傷んだナッツを食べた例で、正常に流通しているブルーチーズを一切れ食べてけいれんに至った例は多くありません。とはいえ安全とされる量が決まっているわけでもありません。カビの量は製品ごとに違い、室温に長く置いたものや期限を過ぎてカビが広がったものはその分だけ危険が上がります。 与えない方がよい、より現実的な理由は脂肪と塩分です。ブルーチーズは脂肪が28~30%あり、ナトリウムはチーズの中でも最も高い部類で100gあたり1.4~1.8gに達します。塩中毒を起こす量ではありませんが、胃腸を荒らし膵炎を引き起こすには十分です。膵炎は脂っこい食事が引き金になり、24~72時間後に繰り返す嘔吐、発熱、腹痛、元気消失として現れ、重い場合はショックや死に至ります。心臓病や腎臓病で減塩食を続けている犬には、塩分だけでも負担です。実際にはブルーチーズソース、ゴルゴンゾーラのピザ、ハーブやにんにく入りのチーズなど、他の材料と一緒に口に入ることがほとんどです。 食べてしまった場合は、商品名と量、食べた時刻を控えて動物病院に連絡してください。ふるえ、ふらつき、大量のよだれ、けいれん、体温の上昇のいずれかが見られたら、夜間でもすぐに救急動物病院を受診してください。家庭で無理に吐かせないでください。すでにふるえている犬に何かを飲ませて吐かせようとすると誤嚥につながります。胃洗浄や活性炭の投与、けいれんの管理は獣医師が判断して行う処置です。

よくある質問

ブルーチーズを一切れ食べました。すぐ病院ですか
小さな一切れなら消化器症状で収まることが多いですが、安全とされる量はありません。量と時刻を控えて動物病院に相談し、ふるえ・ふらつき・けいれんが見られたらその場で救急を受診してください。
カビの部分だけ取り除けば大丈夫ですか
大丈夫ではありません。青い筋の部分だけにカビがあるのではなく、菌糸はチーズ全体に広がっています。加えて脂肪と塩分そのものが高いので、カビを除いても与える理由はありません。
ブルーチーズソースのついた料理をなめました
ソースはチーズに油と塩が加わった形なので、脂肪の負担はむしろ大きくなります。玉ねぎやにんにくが入っていれば別の中毒要因になりますので、原材料表示を確認して動物病院に連絡してください。

出典

  1. Merck Veterinary Manual
  2. American Kennel Club (치즈 일반 — 지방·나트륨·첨가 재료)
  3. VCA Hospitals (췌장염 근거)

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。