ブルーベリー

安全

ブルーベリーは犬に与えられる果物の中でも特に優秀なおやつです。アントシアニンなどの抗酸化成分と食物繊維が豊富で低カロリー、粒がそのまま一口分なので量の管理も簡単です。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

ブルーベリー · 参考イラスト
参考イラスト

うちの子には、どうあげる?

栄養情報

可食部100gあたり

57 kcal

計算に使った食品の状態生のブルーベリー

たんぱく質
0.7 g
食物繊維
2.4 g
脂肪
0.3 g
水分
84.2 g

USDA FoodData Central · SR Legacy ↗ · 2026-09-07

知っておきたい栄養のポイント

  • 食物繊維

栄養の基本はバランスの取れた主食です。おやつで栄養を補正したり、病気を治療したりする必要はありません。

腎臓の健康

リン 12 mg · カリウム 77 mg / 100 g

腎臓病では食事全体のリン・カリウム・たんぱく質の調整が必要な場合があります。この数値だけで判断せず、処方食と合わせて獣医師に確認してください。

Merck Veterinary Manual ↗

心臓の健康

ナトリウム 1 mg / 100 g

心臓病では食事全体のナトリウム管理が重要です。ここにある数値は記載した調理状態のもので、塩・ソースを加えた食品や加工品には使えません。

Tufts HeartSmart ↗

関節・体重管理

おやつも一日のカロリーに含め、適正体重を保ちましょう。特定の食品や魚を食べることは、関節の療法食や獣医師が決めたサプリの量とは異なります。

UC Davis ↗

体重別のおやつ量の目安

選んだカロリー枠をグラムに換算した値で、推奨する食事量や食べ切る目標ではありません。最初は小さなひとかけから始め、便の状態を確認しましょう。

計算に使った食品の状態: 生のブルーベリー

選んだ枠に換算した参考上限

24.5 g以下

この食品に使えるカロリー: 14 kcal

健康な成犬2〜45kgのWSAVAおやつ熱量表を使用し、表の間の体重は補間した例です。

果物・ガム・ごほうびをすべて合計して一日のカロリーの10%以内に。他のおやつを食べた分は差し引きます。

体重別の例:一日のカロリーの5%、他のおやつなし
体重カロリーから見た参考上限
2 kg12.2 g以下
5 kg24.5 g以下
10 kg41.2 g以下
20 kg69.2 g以下

下ごしらえとあげ方

  1. 洗ってへたを取り除きます。丸飲みしやすい場合はつぶすか小さく切ります。
  2. 塩・油・砂糖・ソース・玉ねぎ・にんにくを加えません。食べる部分だけをキッチンスケールで量ります。
  3. すべてのおやつを合算し、食べる間は見守りましょう。少量から始め、嘔吐・下痢などがあれば中止します。

栄養・給餌の参考資料: WSAVA · USDA

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 軟便
  • 喉に詰まって息ができない

この食品について詳しく

ブルーベリーは犬のおやつとして非常に使いやすい果物です。アントシアニンをはじめとする抗酸化成分やファイトケミカル、食物繊維を多く含み、カロリーは低めです。粒がそのまま一口分なので切る必要がなく、何粒渡したかを数えられるため量の管理がしやすいという実用的な利点もあります。トレーニング中に何度もごほうびを渡す場面で、カロリーを気にせず使える数少ない自然素材です。 目安は小型犬で5粒程度、大型犬で10〜15粒程度、毎日ではなく時々です。これを超えると便がゆるくなることがあります。おやつ全体は一日の必要エネルギーの10%以内に収めてください。 冷凍ブルーベリーは夏のおやつとして優秀です。凍ったままでも食感を楽しめて低カロリーですが、超小型犬には凍った粒が硬く、のどに詰まる軽度のリスクがあります。半解凍にするか、指で軽くつぶしてから渡してください。 なお日本では「ブルーベリーは目にいい」という言い方が広く知られていますが、犬でその効果がはっきり確認されているわけではありません。目の健康を目的にサプリメント代わりに大量に与えるのではなく、あくまで低カロリーのおやつとして使ってください。 加工品は別問題です。ブルーベリージャム、ブルーベリーヨーグルト、マフィン、シリアルバーは砂糖が多く、製品によってはキシリトールなどの甘味料が使われています。ドライフルーツミックスやトレイルミックスにはレーズンが一緒に入っていることが多く、レーズンは犬に急性腎障害を起こしうる危険な食品です。生か無糖の冷凍ブルーベリーだけを与えてください。 食べ過ぎて便がゆるい程度なら量を減らせば落ち着きます。しかしレーズン入りの製品を食べた場合や、原材料にキシリトールがある製品を食べた場合は、症状がなくてもすぐにかかりつけの動物病院に連絡してください。家庭で無理に吐かせないでください。

よくある質問

ブルーベリーは一日何粒まで与えられますか
小型犬で5粒程度、大型犬で10〜15粒程度が目安で、毎日ではなく時々にしてください。それ以上与えると便がゆるくなることがあります。おやつ全体は一日の必要エネルギーの10%以内に。
ブルーベリーは犬の目にいいのですか
「目にいい」という説は人でもはっきり確立しておらず、犬で効果が確認されているわけでもありません。目の不調が気になる場合は果物ではなく受診してください。低カロリーのおやつとして使うのが適切です。
ドライフルーツミックスに入っていたブルーベリーを食べました
すぐに動物病院へ連絡してください。問題はブルーベリーではなく、同じ袋に入っていることが多いレーズンです。レーズンは犬に急性腎障害を起こすことがあります。パッケージの原材料表示を持参してください。

出典

  1. American Kennel Club
  2. USDA FoodData Central · SR Legacy

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。