加熱した鴨肉
安全皮と骨を除き、味付けせずに完全に加熱した鴨の赤身は犬に安全で、アレルギー対応の除去食にも使われます。問題は皮と脂、燻製やロースの塩分、そして砕けやすい鳥の骨です。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
うちの子には、どうあげる?
栄養情報
可食部100gあたり
201 kcal
計算に使った食品の状態皮を除いて焼いたアヒルの肉
- たんぱく質
- 23.5 g
- 食物繊維
- 0 g
- 脂肪
- 11.2 g
- 水分
- 64.2 g
USDA FoodData Central · SR Legacy ↗ · 2026-09-07
知っておきたい栄養のポイント
- たんぱく質
- エネルギーの高い食品
栄養の基本はバランスの取れた主食です。おやつで栄養を補正したり、病気を治療したりする必要はありません。
腎臓の健康
リン 203 mg · カリウム 252 mg / 100 g
腎臓病では食事全体のリン・カリウム・たんぱく質の調整が必要な場合があります。この数値だけで判断せず、処方食と合わせて獣医師に確認してください。
Merck Veterinary Manual ↗心臓の健康
ナトリウム 65 mg / 100 g
心臓病では食事全体のナトリウム管理が重要です。ここにある数値は記載した調理状態のもので、塩・ソースを加えた食品や加工品には使えません。
Tufts HeartSmart ↗関節・体重管理
おやつも一日のカロリーに含め、適正体重を保ちましょう。特定の食品や魚を食べることは、関節の療法食や獣医師が決めたサプリの量とは異なります。
UC Davis ↗体重別のおやつ量の目安
選んだカロリー枠をグラムに換算した値で、推奨する食事量や食べ切る目標ではありません。最初は小さなひとかけから始め、便の状態を確認しましょう。
計算に使った食品の状態: 皮を除いて焼いたアヒルの肉
選んだ枠に換算した参考上限
6.9 g以下
この食品に使えるカロリー: 14 kcal
健康な成犬2〜45kgのWSAVAおやつ熱量表を使用し、表の間の体重は補間した例です。
果物・ガム・ごほうびをすべて合計して一日のカロリーの10%以内に。他のおやつを食べた分は差し引きます。
| 体重 | カロリーから見た参考上限 |
|---|---|
| 2 kg | 3.4 g以下 |
| 5 kg | 6.9 g以下 |
| 10 kg | 11.6 g以下 |
| 20 kg | 19.6 g以下 |
下ごしらえとあげ方
- 骨・皮・余分な脂肪を除き、中まで十分に加熱します。味付けのない肉を細かくほぐして冷まします。
- 塩・油・砂糖・ソース・玉ねぎ・にんにくを加えません。食べる部分だけをキッチンスケールで量ります。
- すべてのおやつを合算し、食べる間は見守りましょう。少量から始め、嘔吐・下痢などがあれば中止します。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 膵炎
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 食欲不振
- 元気がなく、ぐったりする
- 食塩中毒
- ネギ類による中毒
- 消化管閉塞
- 消化管穿孔
この食品について詳しく
よくある質問
- 鴨ロースを一切れ分けてもよいですか
- おすすめしません。鴨ロースは塩漬けや燻製の加工品でナトリウムが高く、香辛料が加わる製品もあります。心臓病や腎臓病で減塩している犬にはとくに負担です。味付けのないゆでた赤身を少量与えてください。
- 鴨南蛮のつゆや肉を分けてもよいですか
- つゆは与えないでください。塩分が高く、ねぎが入っています。ねぎ類は犬の赤血球を壊します。肉を与えるなら、つゆに浸かっていない部分を皮と骨を外して少量にとどめてください。
- 除去食で鴨のフードを食べています。鴨のおやつも与えてよいですか
- 試験中であれば、まず担当の獣医師に相談してください。除去食はたんぱく源を一つに絞る検査なので、別の製法や添加物を含む鴨のおやつを足すと結果の解釈が難しくなります。