枝豆
注意さやから出した無塩の枝豆を数粒なら、多くの犬で問題ありません。注意すべきはさやと塩分です。さやは硬くて詰まりやすく、大豆は犬に多いアレルゲンでもあります。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 嘔吐
- 下痢
- おなら・ガスの増加
- 喉に詰まって息ができない
- 腸閉塞
- かゆみ
この食品について詳しく
枝豆は未成熟の大豆をさやごとゆでたものです。米国ケネルクラブ(AKC)は、安全なやり方で適量を与えるなら、新鮮な豆を数粒おやつにして害を受ける犬はほとんどいないとしています。たんぱく質、食物繊維、カルシウム、ビタミンCを含みます。それでもこの食品を注意扱いにする理由が三つあります。
一つめはさやです。AKCは枝豆のさやを、繊維質で硬く、消化しづらいうえに、特に小型犬ではのどに詰まる危険があるものとして明記しています。人はさやをくわえて豆だけをこそげ取り、殻は捨てます。犬はその区別をせずに丸ごと飲み込みます。さやがいくつも胃や腸に下りると、閉塞につながることがあります。
二つめは塩分と味付けです。日本の食卓に出る枝豆は、ほぼ必ず塩ゆでで、仕上げに粗塩がまぶしてあります。居酒屋のものはにんにくやしょうゆ、唐辛子で味付けされていることもあります。AKCは香辛料、塩、しょうゆ、調理用の油が犬にとって特に不健康だと指摘しており、ASPCAも過剰な塩分を多飲多尿につながる危険として挙げています。にんにくは犬の赤血球を壊す有毒な食材です。ビールのつまみの皿からそのまま分け与えるのが、もっともよくある失敗です。
三つめはアレルギーです。AKCは、大豆は栄養価が高い一方で犬に多いアレルゲンなので、ごく少量にとどめるのがよいとしています。初めて与えるならさやから出した豆を1粒か2粒だけにして、一日ほどかゆみ、皮膚の赤み、耳をかく仕草、嘔吐や下痢が出ないかを見てください。問題がなくても量を増やす理由はありません。食物繊維が多く、与えすぎるとそれだけで胃腸の不調、嘔吐、下痢を起こします。おやつは全体で一日の必要エネルギーの10%以内に収めてください。
食べてしまった後の対応です。味付けなしでゆでた豆を数粒食べて、おならが増えたり便がゆるくなったりする程度なら、量を減らせば十分です。一方、塩のついたさやをいくつも飲み込んだ場合は話が別です。えずきを繰り返す、嘔吐しておなかが張り便が出ない、といった様子があれば閉塞を疑い、すぐにかかりつけの動物病院か夜間救急動物病院へ連絡してください。水をがぶ飲みしてぐったりしている場合は塩分の負担のサインです。食べた量と時刻を控えて電話し、家庭で無理に吐かせないでください。
よくある質問
- さやごと飲み込んでしまいました
- さやは硬く消化されにくいため、中毒よりも食道や腸に詰まる事故を心配してください。小型犬では特に危険です。えずきを繰り返す、嘔吐しておなかが張る、便が出ないといった様子があればすぐ動物病院に連絡してください。無理に吐かせないでください。
- 塩を使わずにゆでれば与えてよいですか
- 味付けせずにゆで、さやから出した豆であれば、少量は多くの犬で問題ありません。ただし大豆は犬に多いアレルゲンなので、まず1~2粒から始めて一日ほど様子を見てください。おやつは全体で一日の必要エネルギーの10%以内にしてください。
- 枝豆を食べた後、体をかゆがります
- 大豆アレルギーの可能性を考えてください。かゆみ、皮膚の赤み、耳をよくかく、嘔吐や下痢がよくあるサインです。給与をやめ、症状が続く場合は動物病院で確認してください。当面は大豆を含むおやつも避けたほうが無難です。