いちじく(無花果)

注意

いちじくの木はASPCAの中毒植物リストに載っています。葉や枝の白い樹液に含まれるフィシンとソラレンが口や皮膚を刺激し、嘔吐や下痢を起こします。よく熟した実は別ですが、糖分と食物繊維が多い果物です。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

いちじく(無花果) · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

あげる前に注意点を確認

調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • よだれ
  • 食欲不振
  • 皮膚炎
  • 口の中の刺激
  • 腹痛

この食品について詳しく

いちじくは「木」と「実」を分けて考える必要があります。ASPCAの中毒植物データベースは、イチジク属(Ficus属、ベンジャミンやインドゴムノキを含む)を犬・猫・馬に有毒な植物として分類しています。有毒成分はタンパク質分解酵素のフィシン(ficin)と、ソラレン類のフィクシン(ficusin)で、症状は消化管と皮膚の刺激です。Pet Poison Helplineも同じ属を取り上げ、刺激性の樹液によって食欲低下、よだれ、嘔吐、下痢、皮膚の炎症が起きるとしています。 問題になるのは、葉や枝、未熟な実を切ったときに出る白い樹液です。室内のベンジャミンやゴムの木の葉をかじった、庭のいちじくの枝をかんだ、実を収穫するときに樹液が口のまわりについた——こうした場面で、犬は口をしきりに気にしてよだれを流し、嘔吐や下痢を起こします。フィクシンは光毒性のあるソラレンなので、樹液がついた皮膚に日光が当たると、一日ほど遅れて赤みや皮むけが出ることがあります。 完熟した実の果肉そのものは中毒物質として報告されていません。ひと口食べたからといって急性中毒になるわけではありません。ただし、いちじくは食物繊維と糖分が非常に多く、少し多いだけで下痢や腹痛につながります。干しいちじくは糖分が濃縮されているぶんさらに不向きで、いちじくジャムやいちじく入りの焼き菓子はほとんど砂糖です。 葉や枝、樹液をかじってしまった場合は、かかりつけの動物病院か夜間救急動物病院に連絡してください。口の中を流水ですすぎ、樹液がついた被毛はぬるま湯と犬用シャンプーで洗い、そのあとは直射日光を避けます。よだれが止まらない、嘔吐をくり返す、顔を床にこすりつける、食べたがらないといった様子があれば、様子見にせず受診してください。家庭で無理に吐かせないでください。

よくある質問

熟したいちじくをひと口あげてもよいですか
完熟した果肉の少量で急性中毒になるという報告はありません。ただし糖分と食物繊維が多く下痢しやすいので、小型犬なら親指の爪ほど、大型犬でも1個未満にとどめ、皮とへたは外してください。
観葉植物のベンジャミンの葉をかじりました
ASPCAが犬に有毒と分類している植物です。樹液のフィシンとフィクシンが口と消化管を刺激します。口をすすいだうえで、今すぐ動物病院に連絡してください。よだれ、嘔吐、下痢、食欲低下が代表的な症状です。
干しいちじくやいちじくのお菓子はどうですか
与えないでください。乾燥によって糖分と食物繊維が濃縮され、下痢や腹痛が起きやすくなります。お菓子やジャムは砂糖が主体です。分け与えるなら生の果肉をごく少量にしてください。

出典

  1. ASPCA Animal Poison Control (Toxic and Non-Toxic Plants — Weeping Fig / Ficus sp.)
  2. ASPCA Animal Poison Control (Fig / Ficus benjamina)
  3. Pet Poison Helpline (Ficus — common fig 포함)

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。