マンゴー
注意果肉は皮と種を取り除けば少量は問題ありません。危険なのは種です。AKCは種をのどや消化管に詰まる重大な危険とし、微量の青酸化合物を含むとしています。おもちゃ代わりに渡さないでください。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 喉に詰まって息ができない
- 腸閉塞
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 食欲不振
- 歯の破折
この食品について詳しく
マンゴーの果肉そのものに毒性はありません。米国ケネルクラブ(AKC)はマンゴーを食物繊維とビタミンA・B6・C・Eが豊富な果物として紹介し、皮をむき種を取り除いて小さく切れば犬が食べられるとしています。この項目を「注意」としたのは、果肉ではなく種のためです。
マンゴーの種は大きく平たく、繊維が付いていて、いかにも噛ませたくなる形をしています。そのまま渡してしまうのが、いちばん多い事故の入口です。AKCは、種は重大な窒息の危険であり消化管に詰まることがあると明記し、微量の青酸化合物を含むとしています。小型犬が飲み込めば閉塞のおそれがあり、大型犬が噛み砕けば歯が欠けたり、割れた破片が消化管を傷つけたりします。種は犬に渡さず、切ったらすぐふた付きのゴミ箱へ捨ててください。
皮もむいてください。AKCは、犬が皮を食べること自体は可能でも消化しにくいため取り除くほうがよいとしています。果肉は、飲み込んでも通る大きさに切って与えてください。量については、AKCはマンゴーが一日の必要エネルギーの10%を超えないようにと案内しています。マンゴーは糖分が高いため、この上限にすぐ届きます。冷凍マンゴーを同じ量の範囲で夏のおやつにするのは問題ありませんが、砂糖漬けのドライマンゴーやシロップ漬けの缶詰は糖分が濃く、避けてください。糖尿病のある犬や減量中の犬には与えないでください。
種を飲み込んでしまった場合は、様子見にしないでください。犬の体重、種の大きさ、食べた時刻を控えて、すぐにかかりつけの動物病院、夜間なら救急動物病院へ連絡してください。嘔吐を繰り返す、何も出ないえずきが続く、おなかを痛がる、便が出ない、ぐったりしているといった様子は閉塞を疑うサインです。家庭で無理に吐かせたり、指を入れて取り出そうとしたりしないでください。大きく角のある異物は吐き戻す途中で食道を傷つけるおそれがあり、取り出し方はレントゲンなどを見た獣医師が判断します。
よくある質問
- マンゴーの種を飲み込んでしまいました
- すぐに動物病院へ連絡してください。種はのどや消化管に詰まる大きさで、微量の青酸化合物も含みます。犬の体重、種の大きさ、食べた時刻を伝えてください。家庭で無理に吐かせないでください。
- マンゴーの皮は与えてよいですか
- むいてください。AKCは、犬が皮を食べること自体は可能でも消化しにくいため取り除くほうがよいとしています。硬い皮は消化器の負担が大きく、小型犬では下痢や閉塞の原因にもなります。
- ドライマンゴーをおやつにしてもよいですか
- おすすめしません。乾燥で糖分が濃縮されるうえ、市販品の多くは砂糖が追加されています。分けたい場合は、生か無糖の冷凍マンゴーの果肉を小さく切って数切れにとどめてください。