あずき(小豆)
注意しっかり煮て味付けをしていないあずき自体に毒性はありません。問題は、犬の口に入るのがおしるこ・あんぱん・赤飯といった砂糖や塩を伴う形が多いことと、乾燥した生のあずきがおなかの中で膨らむことです。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- おなら・ガスの増加
- 軟便
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 腸閉塞
この食品について詳しく
あずきは犬にとって中毒を起こす食材には分類されていません。砂糖も塩も入れずにしっかり煮たあずきを数粒食べた程度なら心配はいりません。問題になるのは次の三つの場面です。
一つめは、乾燥した生のあずきと加熱不足の豆です。豆類のレクチンは十分に加熱しないと壊れません。米国FDAは、豆のレクチンは100℃で10分以上煮れば壊れるが、75℃以下の低温で長時間加熱する方法では残ると記録しています。あずきのレクチンは赤いんげん豆ほど多くありませんが、乾燥した豆にはもっと直接的な危険があります。胃や腸で水を吸って膨らみ、閉塞を起こすことです。台所にこぼれた乾燥あずきを小型犬がひとつかみ飲み込んだら、様子見ではなく連絡が必要です。
二つめは量です。あずきは食物繊維とオリゴ糖が多く、よく煮たものでも食べすぎればおならが増え、便がゆるくなり、おなかにガスがたまります。おやつ全体で一日の必要エネルギーの10%以内に収め、初めてなら数粒から試してください。
三つめは、実際に犬が口にする形です。おしるこやぜんざいの白玉、あんぱんやたい焼きのあんは、重さの半分近くが砂糖です。赤飯にはごま塩がかかり、もち米は飲み込むと食道や腸に詰まります。あずきバーは砂糖と硬さの両方が問題です。
乾燥あずきをひとつかみ飲み込んだ、あるいは食べたあとに嘔吐を繰り返す、おなかが張って触られるのを嫌がる、便が出ないという場合は閉塞を疑い、すぐにかかりつけの動物病院か夜間救急動物病院に連絡してください。家庭で無理に吐かせないでください。
よくある質問
- おしるこを少し舐めてしまいました
- あずき自体は問題ありませんが、おしるこは砂糖が多く、白玉やもちは飲み込むと詰まります。少量なら軟便程度で済むことが多いです。えずきや嘔吐を繰り返す場合はすぐに動物病院へ連絡してください。
- 煮たあずきはどのくらいまで与えてよいですか
- おやつ全体で一日の必要エネルギーの10%以内が目安です。小型犬なら小さじ1、中型犬なら大さじ1程度で十分です。砂糖も塩も入れずに煮たものだけを与え、おならや軟便が出たら量を減らしてください。
- 赤飯を食べてしまいました
- あずきよりも、ごま塩の塩分ともち米が心配です。もち米は粘って食道や腸に詰まることがあります。少量なら様子を見ますが、えずき、繰り返す嘔吐、便が出ないといった様子があればすぐに動物病院へ連絡してください。