ソーセージ
注意ソーセージはナトリウム、脂肪、亜硝酸塩に加え、にんにくや玉ねぎのパウダーで味付けされた製品が多い加工肉です。丸のみによる窒息の危険も重なります。AKCは犬に与えないよう案内しています。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 水を多く飲む
- 尿量が増える
- 元気がなく、ぐったりする
- 喉に詰まって息ができない
- 歯ぐきなどの粘膜が白っぽくなる
- ヘモグロビン尿
- 膵炎
この食品について詳しく
ソーセージが犬にとって問題なのは、四つのリスクがひとかたまりで入ってくるためです。
第一にナトリウムです。AKCは体重15kg(33ポンド)の犬に必要なナトリウムは一日200mg程度なのに対し、一般的なホットドッグ用ソーセージ一本には500mg以上含まれていると説明しています。一本で一日の必要量の二倍を超える計算です。Merckは犬の食塩中毒を2~3g/kgで症状、約4g/kgで急性致死量としており、一本で急性中毒になることはありませんが、多飲多尿や長期的な脱水・血圧の問題につながります。
第二に添加物です。AKCはソーセージ類に亜硝酸ナトリウム、MSG、糖類または人工甘味料が含まれると指摘しています。人工甘味料のうちキシリトールは犬にとって特に危険なので、「シュガーレス」「糖類ゼロ」と書かれた製品は必ず原材料表示を確認してください。
第三ににんにく・玉ねぎのパウダーです。AKCはソーセージの調味料ににんにくパウダーや玉ねぎパウダーが含まれ、犬に有毒となりうると明記しています。Merckは生の玉ねぎ15~30g/kgで症状が出るとし、にんにくは玉ねぎの3~5倍強く、実際の中毒の多くが乾燥フレークや粉末など濃縮された形で起きているとしています。赤血球の障害は24時間以内に始まり72時間ごろに最大となりますが、溶血が現れるのは3~5日後です。歯ぐきが白い、尿が赤褐色、呼吸が速いといった所見は遅いサインです。
第四に窒息と閉塞です。AKCは、かまずに飲み込む大型犬でとくにホットドッグが窒息の危険になると警告しています。ウインナーを丸ごと放り投げて与えないでください。
一本食べた程度なら、多くは軽い胃腸の不調や下痢で済みます。水を自由に飲める状態にして観察し、下痢が続く、嘔吐が加わる場合は動物病院に連絡してください。何本も食べた場合、にんにく・玉ねぎパウダー入りの製品、シュガーレス表示のある製品では、症状がなくてもすぐ連絡してください。家庭で無理に吐かせてはいけません。
よくある質問
- ウインナーを一本食べてしまいました
- 健康な成犬が一本食べた程度なら、多くは軽い胃腸の不調や軟便で済みます。水を自由に飲めるようにして観察してください。下痢が続く、嘔吐が加わる場合は動物病院へ。パッケージににんにく・玉ねぎパウダーやシュガーレス表示があれば、原材料表示を持って先に連絡してください。
- ゆでて塩気を抜けば与えてよいですか
- 表面の塩は少し抜けますが、脂肪、亜硝酸塩、にんにく・玉ねぎパウダーはそのまま残ります。ゆでても犬用のおやつにはなりません。肉を分けたいなら、味付けをせず加熱した赤身を小さく切って与えてください。
- 犬用のソーセージ型おやつは別ですか
- 犬用製品はナトリウムと脂肪を犬の基準に合わせていますが、それでもおやつです。おやつ全体で一日の必要エネルギーの10%以内に収めてください。人用のソーセージはその計算以前の食品です。