ソンピョン
注意ソンピョンは餅なので、のどや食道に貼りつくことが最大の危険です。ごまとはちみつ・砂糖の餡や表面のごま油で糖と脂肪が凝縮され、固くなったものや冷凍したものは歯が欠けるほどの硬さになります。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- 喉に詰まって息ができない
- 喉に詰まったようにえずく
- よだれ
- 呼吸困難
- 食道閉塞
- 腸閉塞
- 嘔吐
- 腹痛
- 便が出ない
- 元気がなく、ぐったりする
- 歯の破折
- 体重増加
この食品について詳しく
ソンピョンでまず急ぐのは、成分ではなく物性の危険です。うるち米の粉を熱湯でこねた生地は粘りと弾力があり、ひとかたまりのままのどや食道に貼りつきます。犬は人より不利です。奥歯で長くかまず、数回かんでそのまま飲み込むからです。ひと口サイズであることは安全の理由になりません。小型犬にとっては、気道の直径に近いかたまりが丸ごと入るということです。
気道がふさがれば数分で決まります。米国ケネルクラブ(AKC)が挙げる窒息のサインは、体を突っ張った姿勢、大量のよだれ、前足で口をかく動作、息を吸うときの高い音、青みがかった歯ぐき、そしてぐったりする・倒れることです。ここで絶対にしてはいけないのが、見えないまま指をのどの奥に入れてかき出そうとすることです。AKCは、異物をより深く押し込んで詰まりを悪化させうると警告しています。口の中に見えてつかめるなら慎重に取り出し、空気がまったく通っていなければ前足の後ろの胸を内側に圧迫しながら病院へ向かってください。自力で吐き出して落ち着いたように見えても、AKCは受診を勧めています。
呼吸はできているのによだれを流し続け、飲み込めず、何も出ないえずきを繰り返す場合は、食道に詰まっている可能性があります。これも救急で、多くは内視鏡での処置になります。腸まで進んだかたまりは閉塞を起こすことがあり、Merck獣医マニュアルは異物が36~48時間で通過しない場合や、レントゲンで動かない場合は外科的な摘出を検討するとしています。
餡と表面も見てください。ごま餡はすりごまに砂糖やはちみつを混ぜたもの、あんこは砂糖が多く、栗や豆の餡も糖質が高めです。表面には互いにくっつかないようごま油が塗られています。小さな餅ひとつに糖と脂肪が凝縮されているわけです。VCAは、おやつは一日の必要エネルギーの10%以内にすべきだとしていますが、小型犬ではソンピョン一つでその線を軽く超えます。表面に松葉がついていれば必ず取り除いてください。消化されない異物です。冷蔵庫で固くなったものや冷凍したものは石のように硬く、かんで歯が欠けることがあります。
何個をいつ食べたかと犬の体重をメモして、動物病院か夜間救急動物病院に連絡してください。家庭で無理に吐かせないでください。粘り気のあるかたまりは戻る途中で気道をふさぎます。
よくある質問
- ソンピョンを丸ごと飲み込みました
- 口の中に見えてつかめるなら慎重に取り出してください。見えないまま指を入れると、より深く押し込みます。空気が通っていなければ前足の後ろの胸を圧迫しながら、すぐに受診してください。無理に吐かせないでください。
- 餡の入っていない生地の部分だけなら与えてよいですか
- 糖と脂肪は減りますが、窒息と閉塞の危険はそのまま残ります。分けるなら、何もついていない餅を爪より小さく切ってごく少量にし、食べている間はそばで見ていてください。
- 冷凍のソンピョンをおやつにしてもよいですか
- やめてください。冷凍した餅は歯が欠けるほど硬く、解けると再び粘ってのどに貼りつきます。凍った状態でも解けた状態でも、おやつには向きません。