まぐろ
注意まぐろは食物連鎖の頂点にいる長寿魚でメチル水銀が蓄積し、犬は人より水銀に敏感です。危険なのは一口ではなく繰り返し与えることで、生食にはチアミナーゼの問題も加わります。
この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。
与える前に確認しましょう
あげる前に注意点を確認
調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。
注意したい症状と健康上の問題
目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。
- ふらつき・運動失調
- 震え
- 失明
- 普段と違う行動
- 食欲不振
- 首が下向きに曲がる姿勢
- けいれん発作
- 嘔吐
この食品について詳しく
まぐろが問題になるのは、まぐろ自体が毒だからではなく、長生きする頂点捕食魚だからです。食物連鎖を通じて濃縮されたメチル水銀が筋肉に蓄積し、犬は人よりも水銀に敏感です。したがって重要なのは一度にどれだけかではなく、どれくらいの頻度かです。犬に対する公表されたmg/kgの基準値はなく、リスクは累積します。ごくたまの少量ならリスクは低いものの、定期的に与えるのは別の話です。水銀の神経毒性は数週間から数か月かけて現れ、ふらつき、振戦、視力喪失、性格の変化として、慢性的には腎障害として出ます。生まぐろにはもう一つ問題があります。チアミナーゼがビタミンB1(チアミン)を破壊して欠乏を招き、食欲不振、運動失調、首を下に折り曲げる姿勢、発作として現れます。アニサキスなどの寄生虫や細菌のリスクもあるため、刺身や寿司のまぐろを分け与えるのは絶対に避けてください。ツナ缶も自動的に安全ではありません。油漬は脂質が、味付けや食塩添加のものは塩分が問題になります。どうしても使うなら水煮の食塩無添加をごく少量にしてください。ねこ用のまぐろおやつも塩分と嗜好性のために作られており、犬の常食には向きません。より安全な代替は加熱した鮭、加熱した白身魚、水煮のいわしです。ふらつき、振戦、発作が見られたらすぐに動物病院へ連絡してください。家庭で吐かせないでください。
よくある質問
- ツナ缶を少しだけあげてしまいました
- 一度の少量で水銀中毒になることはありません。リスクは繰り返し与えることで蓄積します。油漬や食塩添加のものだった場合は水を飲めるようにし、嘔吐や下痢が出ないか観察してください。
- 刺身のまぐろは犬に与えられますか
- 与えないでください。生のまぐろはチアミナーゼがビタミンB1を破壊し、寄生虫や細菌のリスクもあります。魚は必ず加熱してから与えてください。
- ツナ缶を選ぶならどれがましですか
- 水煮で食塩無添加のものを、ごく少量だけです。油漬は脂質、味付けタイプは塩分が問題になります。より安全なのは加熱した鮭や白身魚、水煮のいわしです。