しょうが

注意

しょうがは少量なら犬に安全ですが、血液を固まりにくくし、血圧と血糖を下げます。手術前の犬、NSAIDsや糖尿病・心臓の薬を使っている犬は事前に獣医師に相談を。ガリや砂糖漬けは別問題です。

この食品ガイドは現在、獣医師の監修を受けていません。出典を整理した一般情報であり、個々の犬への給餌や緊急時の判断には使用しないでください。

しょうが · 参考イラスト
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与える前に確認しましょう

あげる前に注意点を確認

調理・成分・量によってリスクが異なる項目です。まず下の注意事項を確認し、体重だけで安全な量を計算しません。

注意したい症状と健康上の問題

目で分かる症状と、診察・検査で確認する問題が含まれます。この一覧だけで原因や安全性を判断することはできません。

  • おなら・ガスの増加
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 血液凝固の異常
  • 低血糖
  • 脱力

この食品について詳しく

しょうがは中毒を起こす食材ではありません。米国ケネルクラブ(AKC)は、少量のしょうがは犬に安全で、役に立つ可能性もあるとしています。抗酸化成分があり、ガスや腹部の張りをやわらげ、抗炎症作用で関節に良い可能性があるという説明です。ただし「少量」という条件には理由があります。 まず量です。AKCが示す上限は、小型犬で小さじ4分の1、大型犬で小さじ4分の3までです。これを超えるとガスがたまり、吐き気が出ます。生のすりおろし、粉末、しぼり汁のいずれも同じ枠で数えてください。 より重要なのは、薬のように働くという点です。しょうがには血液を固まりにくくする作用があるため、出血性の病気がある犬、手術を控えている犬、NSAIDs(消炎鎮痛薬)を服用中の犬には避けるようAKCは述べています。血圧と血糖も下げるので、糖尿病や心臓病で投薬中の犬は与える前に必ず獣医師に相談してください。妊娠中・授乳中の犬での安全性は確立されていません。避妊去勢手術や歯科処置の予定があるなら、その期間はやめておくのが安全です。 形も重要です。AKCはガリ(甘酢しょうが)をすすめていません。酢とクエン酸、多すぎる塩分に加え、製品によってはキシリトールが使われることがあるためです。キシリトールは犬に重い低血糖と肝障害を起こします。日本の台所で身近な形も同じ理由で避けます。しょうがの砂糖漬け、はちみつしょうが、ジンジャーエール、ジンジャークッキーは糖分のかたまりで、しょうが焼きや煮物のしょうがは玉ねぎ・にんにく・醤油と一緒に調理されており、そこでは玉ねぎとにんにくのほうが本当の危険です。 与えるなら、皮をむいた生のしょうがを細かくすりおろすか、無添加のしょうが粉末を上記の量の範囲でフードに混ぜる程度にしてください。量を大きく超えて食べてしまった場合や、歯ぐきや鼻からの出血が止まりにくい、あざができやすい、ぐったりする、ふらつくといった様子があれば、すぐに動物病院に連絡してください。キシリトール入りの製品を口にした場合は、症状がなくても緊急です。家庭で無理に吐かせないでください。

よくある質問

しょうが湯やジンジャーエールは与えてもよいですか
おすすめしません。しょうが湯やジンジャーエールは砂糖やはちみつが主体で、しょうがの利点より糖分の負担が大きくなります。与えるなら皮をむいた生のしょうがをすりおろし、ごく少量をフードに混ぜてください。
来週手術の予定ですが、しょうがを続けてよいですか
やめてください。AKCはしょうがに血液を固まりにくくする作用があるとして、手術前や出血性疾患のある犬、NSAIDs服用中の犬には避けるよう示しています。再開の時期は担当の獣医師に確認してください。
お寿司についていたガリを食べてしまいました
ガリは酢と塩分が多く、製品によってはキシリトールが使われていることがあります。表示にキシリトールがあれば症状がなくても緊急なので、包装を持ってすぐに動物病院へ連絡してください。

出典

  1. American Kennel Club

文書更新:

出典と監修状況について

この情報は一般的な参考であり、獣医師の診療に代わるものではありません。愛犬が何かを飲み込んだ場合は、すぐに獣医師に連絡してください。